人の健康や命に関わる重要な仕事をこなす薬剤師

薬剤師ってどんな仕事?

薬剤師の主な仕事は、病院や薬局などで薬剤の管理をしたり、医師が出した処方箋に合わせて薬を調合することです。ほかにも、ドラックストアなどで売っている薬でも薬剤師がいなければ販売できないものがあるため、薬の相談にのりながら販売もするという業務もあり、さらに薬局を経営することもできます。また、製薬会社などで薬の開発や研究などに携わることもあります。
いずれにしても、人の健康や命に関わる責任ある仕事で、非常に重要な役割を担っていると言えます。

薬剤師になるためには?

薬剤師になるには、薬剤師養成課程のある大学の薬学部を卒業し、厚生労働省が所管する国家試験に合格する必要があります。薬学部のカリキュラムは、以前は一般の学部と同じ四年制でしたが、2012年からは医学部と同じように六年制になっています。これは年々高度化する医療に対応するためや、医薬分業が進んで薬剤師の業務にさらに責任が求められるようになり、新しい知識や技術が必要になったことによる変更です。そのため、国家試験では薬剤に関することだけでなく、医療全般や法規、倫理などに関する問題も出題されます。
国家試験は、毎年一度全国の主要な都市でおこなわれ、最近の合格率はおおむね70パーセント前後です。ただし、国家試験に合格しても、そのままでは薬剤師として働くことはできません。国家試験に合格した後に、薬剤師免許の申請手続きをおこない、薬剤師名簿に登録することによって、初めて薬剤師としての業務ができるようになります。

薬剤師の求人市場は売り手市場が続いていて、定年退職後の60歳や65歳を歓迎する薬剤師のシニア求人も存在します